MLBジャーナリストAKI猪瀬さんによるスタジオ解説。猪瀬さんによるとメディアの数が異例、キャンプ初日から1週間以上居たが、報道陣の数が日米韓合わせて100人以上、初日に来たファン数400人超え、現場はまさにカオス状態とのこと。アメリカメディアは選手が練習中に何本柵越えしたというカウントはしない。これは日本のメディア独特の文化だったが、大谷さんの場合は柵越えの本数が増えてきているので、今になってアメリカメディアも柵越えを数え始めたという。猪瀬さんによるとこうしたアメリカメディアの動きは「初めて見た」とのこと。さらに史上最高レベルの厳重警戒、これも異例。キャンプというのは選手とメディアの距離が近い。通常は近くで取材が可能なので、選手と取材陣が同じ動線で立ち話をしながらちょっとした取材が出来るが、今回は報道陣もファンと一緒の場所を移動することになり選手との距離が遠いという。またクラブハウスの中で大谷選手には声掛けNGとされていると明かした。異例の厳重警戒のため、通常各選手のスケジュールが張り出されるが、大谷選手は張り出されない。そのため取材陣は大谷選手が何をどこでいつするかが一切分からない状況だという。「1080 スプリント」「GPSパフォーマンストラッカー」など最先端機器で肉体改造をしている大谷選手だが、今年は打者に専念するため走ることに注力し、盗塁数を増やしていくのではと見られている。