五所川原市水野尾地区ではさまざまな色や形のシクラメン約30種類、5万株ほどが栽培されている。ことしは先月から収穫が進められていて、生産者の宮崎悠さんは花が多くついたものを選んで傷んだ花を取り除いたり葉を整えたりして出荷の準備を進めていた。ことしは、淡いピンク色の「ピーチ」や濃い紅色と白の花びらがフリルのような形をした「フォンデュ」など珍しい色合いや形のシクラメンに人気が集まっているという。宮崎さんの会社で収穫されたシクラメンは、今月中旬まで首都圏を中心に出荷され、一部は県内の生花店などでも購入できるという。