新体操界のミライモンスター喜田未来乃さんは17歳、高校3年生、身長172cm。新体操といえば日本代表がフェアリージャパンの愛称で知られているが、五輪では個人・団体を含めまだメダルを取れていない競技。そんな新体操で史上初の栄冠を期待されているのが未来乃さん。5歳で新体操を始め中学1年生で中学王者となった。高校でも1年生で全国制覇し高校王者となった。今年8月には高校3年生にして大人も参加する世界選手権に初出場し、日本人トップの成績を修めた。未来乃さんを指導しているのは、8年半前にミライモンスターで密着し、東京五輪を夢見ていた姉の純鈴さん。純鈴さんは見事東京五輪に出場し日本人トップの11位となった。パリ五輪も期待されていたが「次の五輪を目指すメンタルではなかった」と去年12月に現役引退を決めた。未来乃さんの夢はパリ五輪に出ることだという。今回は未来乃さんが挑む大一番、新体操日本一を決める全日本選手権に密着。去年の全日本選手権は姉の純鈴さんが優勝していて、未来乃さんは初出場で3位だった。目標は個人総合優勝することだという。