ソフトボール界の重鎮・宇津木妙子さんと坂本勇人選手の交流は10年以上。坂本のInstagramには「いつも叱ってくれてありがとうございます」とつづられている。35歳の坂本選手に宇津木さんは手加減しない。2人の共通点は内野手。宇津木さんは引退後、44歳で日本代表監督に就任。同じ頃、ソフトボールがオリンピック競技となり金メダルに挑み続ける姿を少年時代の坂本選手はテレビで観ていた。35歳の坂本選手はヤンチャな時期が終わり人を引っ張る立場となった。その反面、全ては自分次第となった。転機が訪れシーズン終盤に野球人生で初めてのサード転向となった。