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「シベリア(ロシア)」 のテレビ露出情報

佐藤浩市の父・佐藤政雄(三國連太郎)は、佐藤正とはんの長男として届けられている。はんは伊豆半島の南にある漁村が故郷。何不自由なく育った。しかし、漁師の父が嵐で収入源の船を失い、一家は離散することに。はんは広島・呉市の海軍の軍人の家に年季奉公に出されたが、17歳のときに妊娠して奉公先から追い出された。はんは身重の体で故郷を目指した。しかし、沼津港の汽船乗り場で気分が悪くなってしまう。そのときに介抱してくれたのが正だった。
大正12年1月、はんは男の子・政雄を出産。後の三國連太郎。正の子として出生を届け、正とはんは結婚した。正は静岡・松崎町で佐藤家の三男として生まれた。佐藤家は桶屋を営んでいたといい、死んだ人の棺桶などもつくっていた。死にまつわる生業は汚れに触れるとして差別の目を向けられることも珍しくなかった。理不尽な差別に強い反発を覚えていた正は、そうした境遇から抜け出そうと軍属として志願。しかし、軍隊生活も正を失望させた。下の者を見下し、権力を笠に着る上官たちに憤りを感じる日々。軍隊を忌み嫌うようになっていった。2年後にシベリアから帰国した正は軍隊での仕事を活かして電気工事の職人として働き始める。政雄にじゅうぶんな教育を受けさせるため、危険とされる仕事にも励んだ。そんな正の下で政雄は気丈な少年に育っていく。
昭和10年、父・正のたっての希望で政雄は進学校だった下田・豆陽中学校に入学。しかし、政雄にとって学校生活は苦痛でしかなかった。徹底した規律の寮生活と軍事教練。政雄は次第に学校をサボるようになっていった。そんな政雄に、正は烈火の如く怒った。結局、政雄は中学を中退。そして、下田港に停泊していた貨物船に忍び込み、密航で中国に渡った。その後、中国から朝鮮半島にわたり、ダンスホールのボーイや弁当売りをしながら孤独な日々を過ごした。帰国後、沼津港にたどり着いた政雄。戸籍によると、昭和16年に5歳年上の女性と結婚し、長女が誕生している。調査を続けて半年、沼津市内の寺で政雄の娘・伊都子の墓石が見つかった。伊都子は数え年2歳で亡くなっていた。政雄が初めて築いた家庭は長くは続かなかった。
沼津を去った政雄は、大阪の造船所や鉄工所で働きながら食いつなぐ日々を送る。時代は戦争の只中へ。19歳のとき、政雄に召集令状が届く。政雄は汽車に飛び乗り、九州へ逃れる。しかし、たどり着いた佐賀・唐津で政雄は警察に捉えられ、故郷の静岡で軍隊に入れられた。中国への出兵が決まり、出発する直前、母・はんが面会にやって来た。はんは政雄にすがるように謝った。警察に居場所を知らせたのは、はんだったのだ。出征する息子に正は「無駄死にするな、必ず生きて帰ってこい」とだけ告げたという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月31日放送 2:45 - 3:30 NHK総合
北海道スペシャル(北海道スペシャル)
19世紀以降、何度も国境線が引き直されてきた樺太・千島列島。内地からの移住者が開発を進め、1940年には人口40万人に。当時は新聞以外に情報を知る手段がなかったが、日本放送協会がラジオを設立。当時の政府はラジオを利用して国論統一を図る動きを進めていたこともあり、設立は急ピッチで進められた。
かつて樺太に設置された日本放送協会のラジオ局「豊原放送局」。開局目[…続きを読む]

2025年8月30日放送 1:25 - 1:35 日本テレビ
24時間テレビ48(告知)
今夜放送の「24時間テレビ48」の告知。ドラマスペシャルは黒柳徹子の女学生時代の物語「トットの欠落青春記」。黒柳を演じるのは芦田愛菜、母を演じるのは尾野真千子、父を演じるのは小澤征悦。

2025年8月28日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!(ニュース)
機内で女が大暴れした様子が流れた。乗務員が女が座席で攻撃的な態度を取っていると苦情を受け対応した後に女性はヒートアップし大暴れしだした。

2025年8月27日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおびJNN NEWS
シベリア抑留体験者の声をAIでつなごうと若者らが取り組んでいる。京都府舞鶴市にある舞鶴引揚記念館ではシベリア抑留の記憶が語り継がれている。日本兵はソ連軍によってシベリア等に連行され強制労働をさせられ約6万人が死亡した。舞鶴市はシベリア抑留者等を迎え入れ続けた歴史がある。この記念館では語り部を育てる活動を行っている。会館以来、シベリア抑留の体験者も語ってきたが[…続きを読む]

2025年8月17日放送 16:00 - 16:55 日本テレビ
上田と女が吠える夜(上田と女が吠える夜 24時間テレビ最新情報SP)
ことしの24時間テレビドラマスペシャルは、黒柳徹子の女学生時代の物語。芦田愛菜が黒柳徹子役を演じる。黒柳徹子の母親を尾野真千子、父親を小澤征悦が演じる。ドラマの原案は、黒柳徹子の「トットの欠落帖」。ドラマでは、黒柳徹子がどんなふうに青春期を過ごし、才能を開花させたのか、その姿を描く。1946年、戦後間もない東京。黒柳徹子が女学校に入学し、将来を考え始めるとこ[…続きを読む]

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