パリ五輪・レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級決勝・日下尚×デメウ・ジャドラエフ(カザフスタン)。今大会が五輪初出場の世界ランキング1位、日下尚。観客席は大応援団。家族の姿も。日下がレスリングを始めたのは3歳のころ。自らを凡人と表現した日下。人よりも練習することを意識したという。小中学校と相撲もやっていたため相撲を用いた動き強み。グレコローマンスタイルは上半身のみ攻撃や守備が許される種目。相撲の押し出しを生かして相手を場外まで押し出す。グレコローマンスタイルは上半身のみ攻撃や守備が許される種目。日下尚は2ポイントを先取される。追加点をゆるすことなく第1ピリオドを終える。第2ピリオドで日下尚が攻める。ビデオ判定で投技と判定され4点を奪う。さらに相撲をいかした押し出しでプレッシャーをかける。相手が消極的だとして1点追加。日下尚は「最高に楽しい6分間でした」とコメント。日下尚5−2デメウ・ジャドラエフ(カザフスタン)。