アップルが新製品発表会を開催(アメリカ・カリフォルニア州シリコンバレー)。ティム・クックCEOによる基調講演や新製品のプレゼンが行われた。目玉は「iPhoneエアー」、薄さは5.6ミリ、重さ165gのiPhone史上最薄モデル。AIスマートフォン時代が到来するなか、アップルは開発競争の遅れも伝えられている。AI機能「アップルインテリジェンス」ではエアーポッズの同時通訳機能が発表された。iPhoneと連携することでスマホをモニターやスピーカーとして使用でき、簡単に多言語でコミュニケーションをとることが可能。しかし、iPhoneユーザー調査によると、AI機能の強化が買い替えの動機になると答えたのは7%にとどまる。アップルはAI開発競争だけで勝負するのではなく、スマホそのものの魅力をいかに高めるかに注力している印象。iPhone製造をめぐっては、関税の影響も懸念されている。新型iPhone価格はiPhone17が12万9800円、iPhoneエアーが15万9800円。9月12日予約開始、19日発売。
