水泳の鈴木聡美は、今大会で100m平泳ぎでメダルには届かなかったものの自己ベストをマークした。競泳選手は10代半ばから20代半ばにピークを迎えると言われるが、そんな常識を覆し続けている。鈴木選手の練習日に密着。早朝5時半から練習を開始し、そこから午前と午後で10.2kmを泳ぐ。さらに泳ぎこみの間にはジムでトレーニングもこなしている。元水泳選手の寺川綾は鈴木選手を「ボンバー」を呼んでいる。小学校、バレーボールのプレーがあまりにもパワフルだったことから呼ばれるようになったという。ロンドン五輪では最年少の鈴木選手がチームを引っ張り、日本はメダルを獲得した。