0.25ポイントの利下げとなった。雇用の減速を受け利下げを再開した形。FRB・パウエル議長は「予防的利下げと捉えるべき」と述べ、「マイノリティなど景気減速の影響を受ける層の失業が目立ち雇用市場が弱含んでいる」と指摘している。政策金利の見通し(中央値)では25年末3.6%、年内にあと2回の利下げを示唆した。26年末は3.4%で1回の利下げを示唆した。コア個人消費支出物価指数見通しは6月時点比で26年末2.6%(0.2ポイント上方修正)。雇用の減速が認められる中、利下げを予防的に進める一方でトランプ政権の関税などによるインフレ高止まりには警戒を残した形で、FRBは慎重に見極める姿勢を崩していない。FOMCで反対票はミラン新理事のみで、0.5ポイントの大幅な利下げを主張し反対した。パウエル議長は「物価の安定と雇用の最大化を一致して目指す姿勢は変わらない。FOMCは今後も独立性の維持に努めていく」と述べた。
