26日に最終日を迎えた国連総会の一般討論演説。その中で話題となっているのが初日の19日に演説を行ったコロンビア。去年8月に就任したペトロ大統領は気候変動問題の早期解決などを訴えた。その様子をコロンビア大統領府が公式YouTubeで公開したのだがコロンビアメディアが「映像は操作されたものだ」と報じた。問題となったのはペトロ大統領が演説を終えた直後の映像。コロンビア大統領府公開の映像では会議場を埋め尽くした聴衆が拍手をおくっているが国連公式映像ではコロンビア代表団らの姿が映し出され、周囲には空席も。コロンビアメディアの検証によるとバイデン大統領の演説直後の様子ではないかという。映像操作を行ったとすればその理由は?バイデン大統領の演説後、会場はガラガラに、その直後に演説したのがペトロ大統領だった。注目&称賛を演出するため映像を操作したのだろうか?AP通信はこの疑惑に関しコロンビア大統領府に質問状を送付したが回答なし。問題の映像は現在も公開されたまま。