日本時間あす夜に投票が始まる米国大統領選挙。両候補は最後の週末に激戦州を回り、支持を訴えた。南部ジョージア州の集会に登場したトランプ前大統領は、移民問題について積極的に言及しハリス氏を攻撃。一方で、ペンシルベニア州の集会で「自身を銃撃の標的にするなら前方にいる報道陣を貫くように撃たなければならない」などと話した。その後、陣営の広報担当者は「トランプ氏に対する脅威について語ったものだ」と釈明した。ハリス氏はミシガン州の大学で若者たちに向け演説。あえてトランプ氏の名前を出さず、対立による分断ではなく未来のために協調を選ぶとアピールした。また、ミシガン州に多く住むアラブ系有権者を強く意識した発言もあった。選挙戦が最終盤となる中、ハリス副大統領には著名人からの支持表明が相次いでいる。4日のハリス氏の集会にはレディーガガさんが登場するほか、ケイティペリーさんやリッキーマーティンさんも応援に駆けつける予定。これまでにビヨンセさんやテイラースウィフトさんジョンボンジョヴィさんらがハリス氏支持を表明しているほか、ハリソンフォードさんはトランプ氏を批判。トランプ前大統領に対しては俳優のメルギブソンさんらが支持を表明しているが、ハリス氏への支持に比べると広がりを欠いている。