G7(主要7カ国)のサミットに出席している米国・バイデン大統領は帰国後の15日、西海岸ロサンゼルスで人気俳優らと選挙資金を集めるイベントに参加する。高橋祐介解説委員が「この週末は首脳外交から選挙モードに早変わり、バイデン大統領は15日からスイスで開かれるウクライナ平和サミットは欠席する。大統領専用機エアフォースワンがイタリアから向かうのは西海岸ロサンゼルス。ここでオバマ元大統領やハリウッドの人気俳優たちが参加する選挙資金集めのイベントに出席する。激戦州でメディア広告を流したり、各地で選挙スタッフを雇用して集会を開いたり、大統領選挙は巨額の費用がかかる。バイデン陣営は資金調達でリードしてきたが、トランプ陣営は先日のトランプ氏に対する有罪表決をきっかけに集金マシーンがフル稼働。メガドナーと呼ばれる大口献金者たちも相次いでトランプ支持を表明している。ジョージ・クルーニーさん、ジュリア・ロバーツさんといったハリウッドの有名人、いわゆるセレブの力を借りて再選キャンペーンを巻き返そうという狙いが伺える。ただハリウッドからの応援は資金集めには有利でも選挙戦にも有利になるとは限らない。再選の成否はバイデン大統領自身の力量にかかってくる」とスタジオで述べた。