日本花粉学会は、スギとヒノキの飛散量の表示について30年ぶりに改定を行った。これまでは飛散量を4段階で表していたが、今回新たに1日の1平方センチあたりの飛散量が100戸以上の「極めて多い」を追加し、5段階に変更した。近年、花粉の飛散量が増えていることを受けたもので、環境省は飛散予測を行う民間の気象会社などにもこの表示方法の活用を促している。また環境省などは、飛散量が「極めて多い」日には屋外活動を避け、テレワーク活用を検討するよう呼びかける。また花粉症軽減のため、本格的な花粉飛散前の予防・治療開始が大切だとしている。