米国の大手自動車メーカー・GM(ゼネラルモーターズ)が、ソフトウエア部門などで人員削減に踏み切ることが明らかになった。米国のメディアは「削減規模は1000人以上になる」と伝えている。GMは、インターネットにつながりデータをやり取りするコネクテッドカーやEVなどの開発を強化しているが、中国企業などライバルとの競争が激化する中で本格的な構造改革が動きだしているものとみられる。自動車メーカーの人員削減をめぐっては、クライスラーを傘下に持つヨーロッパのステランティスも米国国内で最大2450人の人員削減を行うことが報じられている。