トップアスリートが全国の学校を訪問し、子どもたちに運動の楽しさを伝える授業を行っている。スポーツ庁などが進めるこのプロジェクトは、オリンピックのメダリストなどが、過疎地や離島、被災地などを含めた全国の学校で授業を行うもので、子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらうほか、スポーツの体験格差を減らすことを目指している。きょう、都内の小学校では、東京パラリンピックで車いすラグビーの日本代表として活躍した池崎大輔選手が先生として登場し、実技を交えながら、競技の魅力を伝えた。授業では、子どもたちが実際に車いすに乗り、操作に苦戦しながらも、声をかけ合って、車いすラグビーに挑戦する姿が見られた。今年度はおよそ150人のアスリートが、全国の1000を超える学校で、それぞれ授業を行う予定。池崎選手は「強い気持ちを持って、どんどんいろんなことに挑戦していってほしい」とコメント。