障害のある人がスポーツに親しめる環境づくりを支援しようと、スポーツ庁が指導者向けのハンドブックを作成した。スポーツ庁・室伏長官が発表したハンドブックは、ホームページで公開されていて、身体や視覚など、障害の種類ごとに指導のポイントやコミュニケーションの取り方、けがの防止方法など配慮すべきことが示されている。聴覚障害への対応は、来年日本で初めてデフリンピックが東京で開催されることから、関心が高まっている。スポーツ庁・室伏長官は「学校現場などで使用してもらい、指導者としての幅広い知見をもって指導していって、より素晴らしい指導者になってもらいたい」と語った。