不適切にもほどがある！の特集。1986年に暮らす小川市郎がある日、突然令和にタイムスリップ。昭和おやじの不適切発言で令和の空気をかき回す、意識低い系タイムスリップコメディ。ドラマ恒例のミュージカルでは市郎の考えを歌とダンスで表現し毎回話題を呼んでいる。いよいよ来週最終回を迎えるということで、阿部サダヲさんと磯村勇斗さんを直撃した。心境について阿部さんは「クランクアップしていく方がいるので、終わるんだなという感じ」などと話した。磯村さんは「放送始まったら終わるのが早い」などと話した。これまで八嶋智人さん始め岡田将生さんなど豪華ゲストが登場。阿部さんは「八嶋さんはなんであんなに出てるんだろう。結構出てるので最終的にキーなんじゃないか」などと話した。更に教え子の井上は令和ではタイムマシーンの開発者として登場するなど、最終話に向けての伏線回収について阿部さんは「あると思う。不登校の佐高くんも見ておいた方がいい」などと話し、磯村さんは「最終話前にもう1回見返してほしい」と話した。印象に残っているシーンとして阿部さんは第2話のムッチ先輩のシーンを挙げ「昔は本当にやっていた」などと話した。撮影秘話として阿部さんは第6話で「足をぶつけた時に磯村さんが指差して笑っているシーンがそのまま使われている」などと話した。磯村さんは「気付かない人は気付かないくらいスムーズにいった」などと話した。このドラマの魅力は昭和を感じる演出で、昭和世代からは懐かしいと絶賛されている。そこで昭和セットに出る小道具でスタッフが準備するものが大変だったものをベスト5で発表する。
阿部さんは「電化製品」と予想すると第5位に「VHSデッキ」がランクインした。テープを入れる部分の蓋が透明なものが見つからずに苦労したという。第4位は市郎が純子のために買ったセイヤーズのトレーナーである。80年代一世を風靡したブランド「セーラーズ」のパロディとして作った特注トレーナーだという。第3位は「かき氷器きょろちゃん」で蚤の市で購入した貴重なものである。第2位はタバコで、細部にわたり当時のデザインを再現したという。第1位は「缶コーヒー」で、プルタブが取れる缶を再現するため加工したり当時のものを探すなど試行錯誤したとのこと。磯村さんが「缶コーヒーを地面に投げたらスタッフに貴重なものだから投げないでほしいと言われた」などと話した。最終回のみどころとして阿部さんは「こういう風に終わっていくのか」などと話し、磯村さんは「最後のアレがやばすぎて鳥肌が立った」などと話した。