浅草梅園(東京・浅草)で多くの外国人可能客が注文するという渋いメニューが抹茶。日本を訪れる外国人観光客の数が過去最多となる中、外国人に抹茶が人気となっている。茶和々 浅草店の素羅千栄さんは、発注数を増やしているけど1週間で完売することもあると話していた。スイーツをきっかけに需要が高まり、抹茶を主とする粉末状のお茶のEUへの輸出額は去年のおよそ2倍、タイ、マレーシアにはおよそ3倍に増加している。東京・港区の中村藤吉本店 麻布台店・深松ゆい副店長は、急に抹茶がお店からなくなるくらい枯渇するくらいの状況、体験したことないような売れ方をしているという。店では新茶が出回る秋ごろから品薄になったため、販売個数を制限せざるを得ない状況となっている。また人気が過熱して、海外のネット通販では高額転売も起きているという。奥富園(埼玉・狭山市)を営む奥富雅浩さんはこれまで付き合いのないポーランドの業者やモンゴルの業者からも抹茶の注文があったといい、需要に生産が追い付かないと不安を感じている。抹茶の生産には手間や時間がかかるため、すぐに生産量を増やせす業界全体で品薄が起きている。