おもちゃメーカー・タカラトミーは、社員やその配偶者が出産した場合、子ども1人につき200万円を支給する「出産育児祝い金」制度をあさってから導入する。出産費用や養育費などを支援することで、社員が仕事と育児をしやすい環境づくりを目指す。タカラトミー人財戦略室DEI推進部・中村真樹部長は「社員の成長や働きがいが促進され、最大限のパフォーマンスが発揮できる体制に向けて、人事制度を改定した。育児休業を約1か月取得することが条件」などと語った。育児や介護で休業する社員の業務をカバーする同僚に対し「応援手当」の支給も試験的に始める予定。休業する社員の月給の約3割分を業務をカバーする社員に分配する仕組み。