岡山県に暮らす井上さんは狩猟が趣味で、獲った肉を食べるのが何よりの楽しみだった。ところが、5年前に肉アレルギーを発症。何とか原因を知りたいと井上さんが頼ったのは肉アレルギーに詳しい千貫医師。検査の結果、肉アレルギーの原因がマダニであったことが分かった。気づかないうちにマダニに噛まれると、体はマダニの唾液の中に含まれる糖鎖アルファガルを異物・敵とみなして抗体をつくる。肉の中にもアルファガルと同じものが入っているため、体が敵が来たと間違えて大きなアレルギー反応を起こしてしまうという。
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