農水省による東京都中央卸売市場の野菜の卸売価格ではキャベツは平均比約3.5倍、ハクサイ約2.4倍、レタス約1.7倍、トマト約1.7倍、ダイコン約1.6倍、ネギ約1.5倍など農産局園芸作物課によると、去年の夏の猛暑(史上最も暑い)、秋の高温、12月の低温と異常気象や天候不順が続いたことによりダメージが長引き全体的に高騰。価格が落ち着くのはいつなのか、スーパー「アキダイ」・秋葉弘道社長は「(キャベツなど葉物野菜は)来週木曜日ごろから価格は落ち着き始めて月末までには今の半分ほどになるのではないか」。すでに平年並みなのはキュウリ。今月中に価格が落ち着くとみられるのはトマト、ピーマン。コメの高騰続く。農水省によるとコメの相対取引価格は2万3961円(全銘柄平均)で過去最高値。去年新米が出て不足は解消されたがいまだに高騰の理由は(1)そもそも需要に対してギリギリの生産量(2)卸売業者などの激しい買い付け競争。今年の新米が出回る9月下旬ごろまで高騰は続くとみられる。今年1月〜4月、6121品目値上げ。加工食品、酒類や飲料、パン、菓子など。