横浜市の大黒ふ頭に停泊していたクルーズ船、ダイヤモンドプリンセスで新型コロナウイルスの集団感染が発生してきょうで5年。当時の乗客5人がクルーズ船が停泊していたふ頭に集まり手を合わせて亡くなった人を追悼した。クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスは5年前のきょう、横浜港の沖合に停泊したあと乗客や乗員の新型コロナウイルスへの感染が相次いで明らかになり乗っていた3700人余りのうち712人が感染し13人が死亡した。当時はまだ新型コロナの検査や治療体制が確立していなかったうえ、関係国の責任の所在もあいまいで乗客が船内に長期間隔離される事態となった。