障害のある人たちのダンスを競技・エンターテインメントとして楽しんでもらいたいと神戸市でダンスバトルの大会が先月行われた。伊丹市のブレイクダンサー・TASUKUこと井上輔さんを取材。ダウン症の影響で筋力が弱く首の骨が不安定なTASUKUさんは複数のスタジオでレッスンを受けている。得意技は首に負担がかからないよう工夫し腕の力で体を支えるポーズ。母の佳恵さんははじめは首の弱さやケガの不安からブレイクダンスをさせなかったが、今では動画を撮ったり体のケアを手伝うなど積極的にサポートを務めているという。大会は2回戦で敗退したが、TASUKUさんは再びの挑戦を誓っている。