大和証券キャピタルマーケッツアメリカの矢澤さんは、もっともサプライズだった点はドットチャートで示された24年末のFF金利見通しとし、「9月会合では5.1%だったが、今回示されたのは4.6%となった。これは来年に3回0.75ポイントの利下げを見込んでいることになる」などと話した。また「市場で高まっていた利下げ期待を牽制するため来年については積極的な利下げ見通しを示さないと見込んでいたが、ハト派寄りの内容だったと言えそう。今年来年再来年のインフレ見通しもそろって引き下げており、初動では金利低下、株高で判断をしている」などと話した。またパウエル議長は「利上げげサイクルのピークはそれに近い水準にある」と利上げ終了を示唆したほか、今回の会合で利下げのタイミングについて協議した事を明らかにした、記者会見でもハト派姿勢が示されるのは久しぶりではないかと思うとのこと。また本日発表の生産者物価指数はコア・ベースで前年比2.0%になるなどインフレ沈静化がみえているとのこと。また今後の注目点はインフレ鈍化傾向が極端に変わらないかぎり利下げ期待ベースに株価は堅調かとのこと。