ニューヨーク株式市場・ダウ平均株価が2日連続で史上最高値を更新した。23日のダウ平均株価は前日から62ドル42セント値を上げ、3万9131ドル53セントで取引を終えた。半導体大手「エヌビディア」は取引開始直後から大きく買われ、一時4%以上上昇。時価総額が約300兆円を越える場面もあった。ダウ平均の上げ幅は一時200ドルを越えたが、前の日に大きく買われていたハイテク株に目先の利益を確定させるための売りが広がり、相場の重荷となった。ダウ平均は前日に初めて3万9000ドルを突破したばかりだが、市場では近いうちに4万ドルの大台を突破するとの観測も出ている。