一昨日就任後初めて日本を訪れた韓国の李在明大統領と首脳会談を行った石破総理。会談後には「日韓関係を未来志向で安定的に発展させていく」などとする共同文書を発表。首脳同士による文書がまとめられるのは17年ぶりのこと。その後、場所を移して行われたのは総理夫妻が主催する夕食会。外交の場では互いの距離を更に縮める格好の機会。公開された写真ではどのような料理が提供されたのかわからないが、政府関係者によるとキムチをのせた韓国式の 料理や李在明大統領のふるさと・安東の郷土料理「チムタク」に焼酎でおもてなし。石破総理の地元鳥取のビールなども用意したという。さらに、そこで振る舞われたというのが特製の石破カレー。なぜ夕食会でカレーなのか。というのも石破総理は政界きってのカレー料理と知られていて、きょねん自民党総裁選の決起集会でも食べていた。食べること以外にも作ることにもこだわりがある。党の幹部をつとめていたときには自ら割烹着姿で調理することもあった。スパイスのガラムマサラはインド産。手羽先を入れるのがこだわりで地元鳥取の梨ワインが石場カレーの隠し味だという。このあと会談の舞台裏をさらに詳しく伝える。