広島の山間部で暮らす104歳の哲代さんを訪ねた。哲代さんは師範学校に5年間通い、20歳のときに小学校の先生になった。太平洋戦争当時23歳だった哲代さんは児童を連れて農作業に行く日々を送った。昭和20年に終戦を迎え、1946年に同じ小学校の先生だった2歳年下の良英さんと結婚した。夫の実家でもある今暮らす家に移り住んだ。29年前に良英さんは脳梗塞になり、8年間闘病生活を送った。最期は哲代さんの腕の中で息を引き取った。元気の秘訣はよく寝てよく食べてよく喋ることだと話した。
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