1月に解散の案の可能性が浮上してきたが、高市総理の今の思惑はどうか。冒頭解散のメリットは、支持率が高いうちに選挙、野党の準備が整っていないうちに選挙ができる。国会での追及を回避できる。デメリットは、予算の年度内成立が困難になる。「物価対策優先」方針と矛盾する。野党との連立・連携に亀裂が入るおそれもある。内閣支持率と自民党支持率の推移を見ると、高市政権の内閣の支持率は直近で75%と突出して高い。一方、自民党の支持率は低くて約2倍の開きがある。これで選挙に突入するというのはかなり異例のことで、あまり過去の経験則がいきない。しかも今回は連立を解消した公明党の協力も得られないので、そう簡単ではない。解散が確実視されたらさらにマーケットの動きは加速するし、逆に解散がないとなれば巻き戻すということになる。
