ドイツで行われた連邦議会の選挙で、中道右派の最大野党「キリスト教民主社会同盟」が第1党となり、移民や難民に排他的な“極右”とされる右派政党「ドイツのための選択肢」が第2党となった。前回の選挙から議席をほぼ倍増させた「ドイツのための選択肢」・ワイデル共同党首は「有権者は政治的変化を欲しており、われわれは責任を担う準備ができている」と述べ政権入りを求めた。また「アメリカ・イーロンマスクから祝電を受けた」としてトランプ政権と今後も連絡を取る考えを示した。一方、「キリスト教民主社会同盟」・メルツは中道左派の「社会民主党」との連立協議を行う意向を明らかにした。右派政党の躍進に警戒感を示し、政治不信を解消する必要があるとの考えを示した。