2011年から約13年続いたシリア内戦。そこから避難してきた難民を当時ヨーロッパで一番多く受け入れたのがドイツ。去年末時点で1406万人の外国人が移住しており、移民や難民に寛容とされていたドイツ。しかし、5月に就任したフリードリヒ・メルツ首相は、3日、改めて移民政策の厳格化を検討していくことを表明。イギリスでも、来年1月から移民の一部に大学入学レベル相当の英語力を求めると発表。BBCによると、語学試験が難しくなり、イギリスに来る移民が減少する可能性が指摘されている。朝日新聞によると、ヨーロッパ諸国の多くでは中長期に渡って在留する外国人は現地語の習得が義務付けられているという。ルールを守れない人にはペナルティを科す国もある。ヨーロッパで広がる移民規制強化。そこから日本が学ぶ課題とは。
