2日に行われたアメリカとパナマの会談でルビオ国務長官は、中国がパナマ運河で「影響力を行使し、管理している現状は脅威だ」と述べ、中国との関係を巡り圧力を掛けた。会談後、パナマ・ムリノ大統領は「2017年に締結された一帯一路構想に関する覚書は私の政府によって更新されることはないだろう」と述べ、一帯一路構想に関する中国との合意を更新しない方針を明らかにした。ルビオ国務長官は3日、「トランプ大統領のリーダーシップの一例だ」とSNSに投稿し、トランプ大統領による成果を強調している。また、パナマ運河の管理権について、トランプ大統領はアメリカに取り戻すと主張していて、7日にパナマ側と協議を行うことを明らかにしている。