野村証券の後藤祐二朗さんのドル/円予想レンジは150.75円~152.00円。後藤さんは「足元では、ドル一興の構図に変化が見られています。アメリカのトランプ大統領は、鉄鋼・アルミニウム向け関税、相互関税の導入に動いているますが、発動には時間が残され、交渉により先送りや撤回もあり得るとの見方から、ドル買いポジションの調整が見られていそうです。関税懸念も完全に払拭できない中、金利上昇へのアメリカ株の耐性は弱まり、金利上昇余地も限定的で、対円を含めたドル上昇の抑制の構図になりやすい環境です。対円でのドル高余地は限定的になりそうです」などと話した。