アメリカとロシアの高官協議を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、和平交渉に向けた協議が頭越しに行われることに改めて不快感を示した。アメリカとロシアの協議では、両国が停戦の実現に向けて新たな高官協議の枠組みの設置などで合意した。トランプ大統領は18日、協議を評価した上で「私たちは停戦と和平合意の両方を求めている」などと述べ、協議の進展に期待を示した。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は訪問先のトルコで和平交渉をウクライナ抜きで行わないよう改めて釘を刺した。ゼレンスキー大統領のコメント「戦争終結はウクライナ抜きでは決められない」。前回ロシアとの仲介に当たったトルコやヨーロッパ諸国も交渉に参加すべきとの考えを示した。