衆院選で15年ぶりの与党過半数割れの結果となった。米国のメディアは日本の政治に厳しい見方をしている。CNNは「政権の行方に不透明感が高まっている。」ニューヨークタイムズは「ここ数年で最も不透明な局面に入った。回転ドア式のリーダーシップに逆戻りしてしまうかも。」としている。早稲田大学の中林教授は「トランプ氏は弱いリーダーに対しては足元を見て不利な条件を提示してくる可能性がある」と話す。トランプ氏は経済的な圧力が考えられ、日本にも全ての輸入品に10〜20%の関税を課すと表明している、韓国での米国軍の駐留費を毎年数十億ドル増やすことを匂わせているということ。石破茂総理大臣は来月に南米で開催されるAPEC首脳会議、G20首脳会議の前後に渡米して米国大統領選の勝者との接触を模索していると見られている。ただ現状の日本政府の状況では他の国を優先し日本政府とは合わない可能性もあると見られている。