米国みずほ証券・金松渉の解説。8日のマーケットではコストコの株価が4%近く上昇した。前日の取引終了後、コストコが発表した既存店売上高が市場予想を上回る良いサプライズとなったことが材料視されている。コストコの米国市場における12月既存店売上高(前年比、ガソリン除く)は市場予想を上回る+6.3%。トランプ関税の悪影響が懸念されていたなか堅調な年末商戦を迎えたことが示唆された。2025年騰落率はS&P500+16.4%、コストコ-5.4%。会員数や既存店売上成長率の伸び悩みが投資家の不安材料となっていた。コストコの米国市場における新規出店の約半分は既存の混雑天の近くに建設していたため会員と売上高の共食いにつながっていた。今回示された既存店売上高では事業拡大戦略の効果が現れつつあることが示唆された。賃金の上昇圧力が落ち着きをみせている。店舗では食品だけでなくポケモンやスポーツのトレーディングカードの売れ行きも好調。リスクとしてはトランプ関税の悪影響やイーコマースとの競争激化。しかし会員の9割以上が契約を更新しプレミアム会員へのアップグレードの需要も旺盛。
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