米国のレストランチェーン「レッドロブスター」の運営会社は、日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。1968年創業したレッドロブスター。ブルームバーグ通信によると人件費の高騰に加え、食べ放題メニューの導入が裏目に出て採算が悪化した。運営会社は19日の声明で「店舗の営業を続けながら、事業の売却先を探る」としている。レッドロブスターは日本に21店舗あるが、先月日本法人は「資金繰りなどは日本で完結しており、経営母体が別になっている。」とコメントしていて、影響はないとの見解を示している。