米国の景気の指標が予想を上回ったため円安への圧力が強まった6月24日、節目とされる1ドル160円目前まで迫った。為替介入はあるのか、政府、日銀とマーケットとの神経戦が続いたが水曜日には1ドル160円台後半となり、1986年12月以来37年半ぶりの円安水準更新。さらに金曜日には161円台を突破するなど円安が止まらない。介入のタイミングが注目されるが日米の金利差が埋まらない限り介入の効果は一時的か。孫正義「テクニカルには金利などその他諸々あるが、構造的問題だと思う」「日本でバブルが弾け、羹(あつもの)に懲りて保守的な経営が日本の主流になってしまった」、松原耕二「結局はその国の持っている技術力、力なわけです」とスタジオコメント。