ザ・ノンフィクションの「私が踊り続けるわけ 53歳のストリッパー物語」。星愛美さん53歳は日本で最高齢のストリッパー。2020年の仕事はじめは京都。子宮がんで自力では排尿できない身体、ステージは1日に4回でその度にカテーテルで尿を抜く。愛美さん準備に追われていること、全国から星組と呼ばれる熱烈なファンたちが集まってきた。15歳のとき、歌手にならないかと騙され行き着いたのがこの世界だった。19歳で結婚、妊娠、死産を経て21歳で離婚。AV女優をしたあと、23歳でストリッパーとしてデビューした。37歳のときに子宮がんになり、7年間の闘病を経て再びステージに戻った。愛美さんを元気付けてくれるののは星組のスーさんが作ってくれた動画。スーさんは末期がんと戦っていた。 スーさんは3年前に大腸がんの大手術をしたが、1年後全身に転移していた。今は愛美さんのステージがスーさんの生きる支え。
体力がゆるす限りスーさんは全国の劇場にかけつける。愛美さんの次の出番まで一度ホテルに戻る。ベッドで休んでから再びステージに向かう。愛美さんの身体も悲鳴をあげていた。7月、愛美さんがいたのは松山。まばらな客席に女性客がいた。福岡からきた美空さんは4年前から愛美さんを追いかけている。愛美さんのステージはなぜだか涙が出てくるのだという。54歳になった愛美さん。