米大統領選どちらに投票するかという世論調査の結果、トランプ氏が47.6%、バイデン大統領45.8%と拮抗している。中林さんは、特に共和党の中の岩盤シーソーが核になってソフトな人達に広がってる状況だという。ただ今の時点でトランプ氏の支持率が高いからと言って本選でこのまま行くかはまだ言うのは早すぎるという。バイデン大統領は現職なので、何をやろうにも難しい決断が迫られているという。鍵を握っているのが無党派層の存在。共和党や民主党支持者よりも多いのは42%の無党派。無党派層のトランプ人気について、共和党のスーパーチューズデーは14勝1敗でトランプ氏が圧勝し、ヘイリー氏が撤退。バーモント州は、手続きさえすれあば共和党の支持者ではなく無党派でも投票ができるとリベラル色が強い州。そこから、トランプ氏は無党派層に支持を広げられていないと指摘されている。中林さんは、バーモント州の他にもワシントンでもヘイリー氏が勝っているという。比較的に中道派、リベラルな人達も投票できる状況だとヘイリー氏は強かったという。スーパーチューズデー以前の予備選挙を平均してみると、共和党のなかでも2~3割の人が反トランプの表をヘイリー氏にいてれるという状況が見えてくるという。共和党の中でもマイルドな人達、あるいは共和党の外の保守的な人、どちらの政党にも肩入れしないという人達を取り込まないと最終決戦では難しいかもしれないという。野村さんは、トランプ氏の支持層には作り話みたいなもので誘導されてきた人がいるが、この人達が本当にトランプ支持のままでいるかは分からないなどと述べた。裁判を抱えているため、それが大統領選に影響するのではと指摘。一方で、ハンガーの首相がフロリダのトランプ氏の元を訪れており、世界はトランプ氏再選の可能性を折り込みながら選挙戦が続くことになるという。