ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学・坂口志文特別栄誉教授と、化学賞を受賞した京都大学・北川進特別教授は11日、スウェーデン・ストックホルムで記者会見し、それぞれメダルを披露した。一昨日行われたノーベル賞授賞式ではまず北川さんにスウェーデンのグスタフ国王から記念メダルと賞状が贈られた。続いて坂口さんにもメダルと賞状が贈られた。10年ぶりとなった日本人のW受賞。坂口さんは人の体内で過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を発見。北川さんは気体を自由に出し入れできる新素材「モフ」を開発したことが評価された。2人は授賞式のあと、晩さん会などに出席。北川さんは隣に座ったビクトリア皇太子との会話など、雰囲気を味わうことができたと振り返った。
