イスラエル軍は26日、2日間でイスラム組織ハマスの拠点など200か所以上を空爆したと発表。ガザ地区の保健当局はイスラエル軍の攻撃で過去24時間に38人が死亡したとしている。イスラエルとハマスとの停戦協議をめぐり、70日間程度の停戦中に人質解放などを進め戦闘終結を話し合う案をアメリカなどが双方に提示し協議が続いているとみられる。イスラエルで26日は東エルサレムを占領したことを記念する日。極右支持者による大規模な集会が開かれ、参加者たちはハマスの壊滅までガザ地区での軍事作戦を続けるべきと訴えた。連立政権に参加する極右政党はハマスとの恒久的な停戦に反対していて、政権維持を優先したいネタニヤフ首相が強硬姿勢を貫く一因と指摘されている。