モスバーガーのパティの製造工場に潜入。大きな肉を解凍する時は機械を使わない。冷蔵庫の中で肉を解凍するのにかける時間は約5日。ゆっくり解凍することで肉への負担を減らし、うまみ成分がしみ出るのを抑えることができるという。そして解凍した肉じゃミンチ機に入れてひき肉に加工。今までは肉が押し出されるのは一方向だったが、現在は肉の出口を増やし、360度から肉が押し出されるように進化。こうすることで圧力が分散し、肉への摩擦熱が減少。肉の風味が損なわれなくなったという。ひき肉にたまねぎや調味料を加え、ミキサーに。その後、パティ成型機に投入。1日に約30万枚のパティを作っている。そして、パティの鮮度を保つためにフリーザーで急速冷凍。目視によるサイズチェックや実際に抜き打ちで調理して味のチェックを経て、全国の店舗に運ばれる。こだわりはバンズにも。生地を専用の機械でこねるところからスタート。この生地を小分けにして成型。発酵後、焼いて上下にカット。これを各店舗に運ぶが、店舗での仕上げにもこだわりが。パティの上にのるバンズと下になるバンズをバンズプレスマシーンにセット。バンズを上下から真ん中の鉄板に押し当てて焼く。この時、上のバンズは鉄板に押し当てる強さを下のバンズよりも弱め、フワッと焼き上げていく。こうすることで、より食感を楽しめるようにしているという。さらにバンズが順番待ちをする台はホットプレートになっており、提供する直前まで温かさを保てるようになっている。
バーガーキングは直火で焼き上げる大きなパティが特徴。ハンバーガーは一般的なものの約1.4倍、ガッツリ派に大人気。さらにハイペースな新商品発売や食べ放題などの個性的な戦略で現在、急成長中。店舗数も6年間で約3.5倍。今年も新規に50店舗以上オープンする予定だという。店舗数拡大のために課題となったのが物件探し。
バーガーキングは直火で焼き上げる大きなパティが特徴。ハンバーガーは一般的なものの約1.4倍、ガッツリ派に大人気。さらにハイペースな新商品発売や食べ放題などの個性的な戦略で現在、急成長中。店舗数も6年間で約3.5倍。今年も新規に50店舗以上オープンする予定だという。店舗数拡大のために課題となったのが物件探し。