大和証券の橋口さんがゲストで「2024年 医薬品セクター展望 ~革新性に注目~」をテーマに解説。医薬品セクターは東証33業種騰落率で唯一マイナスだったといい、その理由について日本の研究は承認をとっても新薬が軟調だった企業があったなどといい、ことしの日本の医薬品市場について医療用医薬品市場規模を伝え、今年はジェネリックが使われやすくなるなど医薬品業界の注目ポイントは財源配分のメリハリが強まるなどと3つの項目を説明。今売っている薬の特許がきれると利上げを落とすので新薬の開発成功をしないと今の利益維持が難しく、成長をめざすとなると政府からの財源配分をうける新薬の開発が重要といい、新薬の開発難易度は高まることを解説。注目銘柄は「第一三共」。ADCフェーズ3試験に成功し利益拡大の可能性が高まる。さらにメルクと提携し抗がん剤開発の可能性もある。また有効性や安全性に関する知見の判明などのリスク等もあることを伝え、株価を確認した。「エーザイ」はメルクと提携する抗がん剤が柱などとポイントを伝え、リスクとしてはレンビマの特許終了で利益が落ちることなどと紹介したあと株価を確認。橋口さんは医薬品セクターについて解説をした。