バルタリサーチの花生さんの今日の予想レンジは142.00円~142.80円。注目ポイントは「各資産史上の立ち位置」で、「パウエルのハト派的発言によって、利下げ期待が広がる一方で、FRB内部のリ理事はこれをけん制するという奇妙な構図となっているが、債券市場はそれを無視して、債券買いが先行し、10年債利回りが3.9%まで下落した」、「現在のS&P500を7月後半の水準と比較してみれば、現在約3%から4%程度高い水準にある。4月後半のドル円は140円割れの水準だったが、ドル円もピーク時と比較して、10円下落したが、その下落スピードにまだ過熱感はないと思う」、「金や原油価格等の商品指標を見る限り、インフレ沈静化イコール金利低下の余地はもう少しあるのかもしれないと思う。一方で、株式市場はさらなる金利低下を織り込む形で、若干過熱気味だが、為替市場ではドル安の余地があるようにみえる」などとコメントした。