小池都知事はきのうバンコク都知事らの案内で現地の水害対策委施設を見学した。近年の気候変動のためタイ国内では大規模な洪水による被害が深刻化していて、雨水を吸収する役割がある森林公園や川の水位を下げるためのポンプ場などを視察したあと、両都市の水害対策について意見交換を行った。また東京都とバンコク都が共同声明を発表し、激甚化する自然災害や少子高齢化など、大都市共通の課題を解決するためのノウハウを今後共有し、さらなる連携強化を図っていく考えを明らかにした。バンコク都知事は「東京都をモデルとして洪水対策や下水道の仕組みを勉強したい」と述べた。