男女卓球界のモンスター張本兄妹。兄・智和選手には8年前の小学6年生のときに密着。学校を終えるとすぐ練習場へ。夕食も毎日卓球場で食べるというストイックな生活を送っていた。今や誰もが知る日本卓球界のエースに。パリ五輪選考ランキングでもダントツ1位。そんな智和選手の今年の抱負は金メダル。「シングルス・団体・混合ダブルスと金だけを目指して頑張りたい」と語った。そして妹・美和さんには5年半前の小学4年生のときに密着。厳しい中国人コーチの指導で泣いてしまった。しかし、ホント泣きもあれば嘘泣きもあると。当時から肝が据わっていた美和さんは去年11月にパリ五輪へのポイントがかかった大会で日本ランキング1位の早田ひな選手と決勝で対戦。早田選手を下す大金星。この下剋上に早田選手は「負けるのも時間の問題だった。受け入れてよりチャレンジャーの気持ちで今度は張本選手に勝てるように向かっていきたい」とコメント。智和選手は美和さんの活躍に「昔の自分を見ているような。抜かされちゃうんじゃないか」と話した。美和さんの今年の抱負は全日本選手権で優勝。「パリ五輪の選考ポイントにも入っているので行けるところまで行きたい」と語った。