池江璃花子と松岡修造が対談。4年越しの目標、パリ五輪までの苦悩を語る。去年5月、復帰後初の海外遠征に臨んでいた池江は、病気の前と今を比較してしまうことで苦しんでいた。当時の心境について池江は「練習が楽しい、好きな気持は変わらなかった。でも試合に出たくない気持ちが強くて、全く活躍できない、結果が出ないのはすごく恥ずかしい気持ちになった」などと回顧。去年7月の世界水泳でも思い通りの結果を出すことが出来なかった。練習拠点をオーストラリアに移した去年10月。自分自身の気持ちと葛藤する中で、ネガティブな気持ちを抑えつけて自我をコントロールしていることを明かした。徐々に自らを肯定できるようになった池江は、先週のパリ五輪代表選考会・100mバタフライで復帰後自己ベストを更新し代表内定を決めた。池江は「強くなれます私は絶対。日本記録だって目指している、目指すのは自由だし目標や夢を持つのも自由。その目標とか夢に向かってもう一回でいいから全力でやってみようよという気持ち」などと語った。大越キャスターは「今回のインタビューは池江選手にとって修造さんとの対話の中で、自分の現在位置を確認するような機会だった」などとコメントした。