アシックスは選手が感じる疲れを数値化しようとしていた。客観的な数値と「疲れ」という主観をトータルで分析。レースの戦略面でも選手をサポートするのが狙い。アシックスの売り上げの8割が海外。海外のランニング関連企業を買収。靴に加えランニング全般に関わる事業を通じてシェア拡大を目指す考え。ナイキはオリンピック向け発表会で敢えて大きく打ち出したのが一般ランナー向けシューズ。靴底全体にエアが入っているのが特徴。今後はAIも活用して製品作りをするというナイキ。選手からの意見をより早く反映できるという。約7.5兆円と言われる世界のランニングシューズ市場、健康志向の高まりで今後も毎年数%の成長が続くと見込まれている。