ウエイトリフティングでパリ五輪メダル獲得が期待される宮本昌典選手。去年アジア選手権で優勝、現在世界ランク3位の宮本選手には唯一無二のエールポイント「脱力スナッチ」がある。スナッチは床のバーベルを一気に頭上まで持ち上げることで宮本昌典選手は全身で持ち上げているという。その意図について東京国際大学・三宅敏博ヘッドコーチは「腕だけでは限界があるので腕だけじゃなくてより大きな効率の良い筋肉を使うというのが宮本は捉え方が普通とは違う」と話した。他選手と比べても大きな僧帽筋が宮本選手の脱力スナッチを支えている。「身に覚えのない筋肉勝手についてしまった。僧帽筋が発達しているおかげで腕に力が入らず体に力が入ってできている。自分のパフォーマンスを皆にお届けしたい」などと話した。