暑さはパリオリンピックにも押しかけてくる恐れがある。主催者は暑さで倒れるのを防ぐため対策を行っている。フランス南部ではトレーニングルームやテントの中を猛暑と同じ状況にして選手がトレーニングを行っている。3000メートル障害の選手は数ヶ月前に熱中症になったという。1週間訓練すれば暑さになれるという。選手はリオデジャネイロ大会、東京大会で暑さを経験している。パリでは猛暑になれば夜間気温が8℃上昇する。米国など一部選手団は選手村などにクーラーを要求した。窓ガラスには太陽光の60%を吸収するフィルムを貼っている。フランス・コンコルド広場の会場は日陰がなく、日よけを設けたという。選手も観客も30℃以上の暑さにさらされることになる見込み。